伊吹山の花

 9月3日(日)のNHKの朝の番組「小さな旅」で伊吹山の花をやっていました。先日の7月30日に私はちょうど伊吹山にハキング行っていたので興味深く見ました。私は山草に弱いので見ていても名前も意味もわからず、ただスマホのシャッターを押していましたが、放送された花を見ると伊吹山ならではの山草の美しさを見直しました。またテレビを見ているとカメラマンの腕は人を引き付けるのに感動しました。

 

 放送の中で、ある人その方はお医者さんだそうですが、地元の町医として回診した時、寝たきりの人に伊吹山の花の写真を見せると山を愛する地元の人は大変喜ぶので、11月~4月までの冬季の時期は雪で入ることはできませんが、夏になると年20回登り患者さんに写真の花を見せると笑顔で元気になると言っていました。

 また伊吹山の山草は雑草には弱いので何人かのボランティアの人により草取りが行われているそうです。伊吹山が美しく花咲いている陰にはボランティアの方々の努力があってのことだと知らされました。

 

伊吹山は、関ケ原近くにあり標高1,377 mの山で古くから霊峰とされ、『日本書紀』においてはヤマトタケルが東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残され、山頂には日本武尊の碑がたっています。季節風を受けやすく冬は寒くかなりの雪が積もり、年間を通しても霧が発生しやすく年間200日は霧に包まれるそうです。

今回私たちが見学しているときは景観よかったのですが、見学が終わったと思ったらあっという間に雲海になってしまいました。