夢見ヶ崎動物園

平成27年5月31日

 

動物園が存在することは、以前から聞いていましたが今日はじめて行ってみました。JR新川崎駅を下車すると目の前にこんもりと木々が茂る丘が動物園で、横浜駅から電車で10分、徒歩10分で横浜から近場にあります。

 この「夢見ヶ崎」とは変わった名前で、武将が夜夢を見てこの地の名が付いたと、記憶にあるのですが定かではありません。今日行って説明板で知ることができました。この動物園の中に天照大神がありその境内の説明板に≪室町時代中期の康正・長禄年間(1455~1457)太田道灌がここに陣をしいて築城を計画し、当社に参篭したところ、夜、自分の城を鷹に持ち去られるというよくない夢を見、その暁の夢に東北の空に縁起の良い丹頂鶴が舞うのを見て、その地に江戸城を築いた、との言い伝えがあるところです。また、戦国時代の明応(1492~1500)の頃、当社は小田原北条氏の祈願所となり、北条氏政は当地に荘厳優美な八棟造りの社殿を造営し、毎月代参を派遣して月次祭を斎行した≫と書かれています。

 夢見ヶ崎に行ってみるとそこは憩いの広場と動物園があります。所轄は川崎市ですが「宝くじ普及会」によって設立され、入場料は無料。園内は樹木が生い茂り、散歩するには清々しく気持ちよく、子供連れのファミリーや近所の人の散歩道になっているようです。
ここの動物園には猛獣いません。やさしく触れ合うような動物が飼育され、心が癒されるような気持ちになります。一部をスライドで紹介します。

 

 また別の説明板にはこの丘全体は古墳の跡であると書かれています。全部で11基あり、その中で前方後円墳は武蔵国の中で一番大きいものであると書かれていました。